2017年7月26日水曜日

今後のモバイルギアに関する記事について

今後の記事を書くにあたって
1 DOS化の説明、インストール運用について
2 PocketBSDの説明、インストール運用について
3 さらなる発展、最新機器をモバギ本体へ移植
4 避けられない経年劣化によるベタベタ対策
5 インターネットから消え去っていくモバギの記憶
6 記憶のサルベージ、未来への記憶の固定化についての考察
7 モバギのDNA、今後、モバギに変わる機器
について書いていきたいと考えている。
この記事等は、私が忘れないようにするメモでもあると同時に、名機、初代モバイルギアの記憶を後生に伝えるためのプロジェクトでもあります。
一体、この先どのくらいの人に役立つかわかりませんが、モバギに関するネット上の記憶が薄れつつある今、誰かが、まとめておかなければ、その記憶は永久になくなってしまう、そんな小さな危機感を持っています。
当方、仕事と子育て両立の、イクメンでとにかく時間がありません。
この記事も、電車の中で、書いています。
ですので、できるだけ速やかに更新をしたいと思っていますが、どうなることやら。

2017年7月25日火曜日

モバイルギアのおさらい

まずは、モバイルギアのおさらい。
初代モバイルギアとは、1990年代後半から2000年ちょっと過ぎまでNECから発売されたDOSベースのPDAで、K-1→K-12→K-22→K-32と続き、その後、WindowsCE機のモバイルギア2へと続き、さらに、NTTドコものシグマリオンシリーズへと続いた名機です。
スマートフォンが発売され、一般的になるまでは、PDA(パーソナルデータアシスタント)等の携帯電話よりは高機能な電子機器を使って、インターネットに接続したり、メールを送信、スケジュール管理をしていました。
当時はインターネットの聡明期で、町中でインターネットにつなぐといえば、ISDN公衆電話のアナログポートに、モバイルギア等の端末をつないでダイアルアップ接続をしていました。
1990年代後半から2000年過ぎくらいまででしょうか?その後、PHSが定額制を始めフリップがCFになる機種が現れ、これを端末に差すことで、いつでもどこでもインターネットに接続することが可能になります。
いまでは、手のひらの端末にインターネットがあり世界中につながっていて、いろんな可能性を携帯できる時代になりましたが、当時は、いつでもどこでも手のひらにインターネットがあるユビキタス社会はいつになったら実現するのか。なんて議論されていましたが、あっという間にそんな社会が到達しました。

今では誰もユビキタスなんて言ってませんね。

脱線しましたが、そんな、インターネット聡明期の1990年代後半に発売された、初代モバイルギアのスペックは

 CPU Intel486相当12Mhz メモリ2Mb 白黒ディスプレイ アナログモデム 赤外線ポート搭載、PCカードスロット搭載
と今となっては貧弱なスペックなんです。
しかし、テキストベースで動作しているモバイルギアは、とてもサクサク動作し、秀逸なキーボードと相まって、執筆を生業とする人たちに絶大な支持を得ました。
特に、DOS化といわれる作業をすることで、日本語変換にATOK8を使ったり、使いやすい好みのテキストエディタを入れたりと、カスタマイズが可能になり、さらに、FreeBSDを移植する強者も現れ、PocketBSDとして公開していました。
そんな初代モバイルギアですが、時代の流れにはついていけず、ポメラシリーズが執筆者に支持されそして最新の機種ではLinuxが動作するということで、さながら初代モバイルギアの様相を見せてきました。
一方、初代モバイルギアのDOS化やPocketBDSに関する情報はどんどんこぼれ落ちてゆき、2017年7月現在では、かつてのサイトが閉鎖されLink切れとなり有用な情報がわずかしか表示されなくなってきました。フリーで公開されていたツールさえ手に入らない状況になってきているので、私のサイトが少しでも役立つといいなと思う今日この頃です。
次回は、まず、DOS化の方法から解説していきたいと思います。

下の写真は、押し入れに眠っていた私のモバイルギア。

写真ではきれいですが、ラバー塗装は劣化してベタベタ。

蘇らさねば。

2017年7月12日水曜日

ブログ再開

ずっと更新をサボってました。
すみません。
本格的にブログを再開しようと準備を進めていまして、それには
テキスト入力専用マシンが欲しい→マシンがあればたくさんテキスト入力して→ブログが頻繁に更新できる。
と目論んでいるのですが、どうかな~ 

テキスト入力マシンで有名どころはポメラ

うちには初期型があるのですが、いかんせんキーボードが折り畳み式。

カバンの上で使っていると、キータッチの圧力で途中でポキリ…

最新のpomeraDM200は、昔のモバイルギアのように、クラムシェル型な上、無線LAN搭載により、Evernoteと連携できる。

うーん、欲しいけど、値段が

 5万円

手が出ませーん。

まてよ、モバイルギア! !! !!!

家の押し入れに眠っているはず。

これを、ああして、こうして…

決まった!

ブログ再開ネタは
 モバイルギアを現代に蘇らせようプロジェクト

に決定。

と、いうわけで、集中連載します。